松栄堂さんのカジュアルライン、Xang Do(シァンドゥ)のペパーミント。
公式には、”クールなきらめき-ミントティのような涼やかさ。”のキャッチフレーズ。
“ミントティー”のような味わいやすさが、清涼感のある生ミントと違って、これがまたいい。
ミントティーは普段から飲用しているが、確かにミントティーだ。
ミントを乾燥させて煮出した、ミントティー。
同じシリーズだとフォレストと似ていて、フォレストよりもグリーンを抑えて、和モダンにまとめた印象。
グリーン、ウッド、香木を出してちょうど3で割った感じ。
“ミントティーのような” とあるが、ミントティーだ。
ミントティーのお香として考えれば、再現度は悪くない。
だが、”ペパーミント” に抱くイメージ… 清涼感やメントール感は感じない。
ミントティーの香りをもう少し説明する。
乾燥させたミントは、お茶全般に共通する枯れ草っぽさがある。
そしてメントールのスースー感はほんのり程度になり、清涼感はあまり感じなくなる。
なので、生のペパーミントを求めてこれを薫くと、イメージと違いすぎて戸惑うだろう。
案の定、口コミをみると「ミントではない」という声も多数あるが、当然といえば当然。
おそらくこれは、商品名が悪い。
「ペパーミント」に、メントールの清涼感を求めるのは当然だ。
「ミントティー」にした方がいい。
せっかく香りが良いのに、勿体無い。
そもそも、お香で、メントールのスースー感って出せるのかなぁ…
他のミントのお香も試してみたいな。
ペパーミントに抱くイメージとのギャップはあるが、お香としてはとても良い香りだ。
お茶系で甘くない香りが好きな人に、オススメしたい。