淡路梅薫堂さんの、慈悲甘茶香。
白檀と甘茶の香り。
甘味料としても使われる甘茶のお香は、まさに砂糖菓子のようなわかりやすい甘さがある。
“白檀と砂糖菓子の、甘みほっこり線香” といったところだ。
火をつけると、砂糖菓子のような甘さが漂ってくる。
ザラメのような、金平糖のような、和の砂糖菓子だ。
これは嬉しい、甘いもの好きにはたまらない。
薫いているだけで、美味しい。
まさに、おやつ代わりだ。
香りは結構しっかりしている。
他のお香と薫き比べると、こちらの方がしっかり香るし、薫き続けても鼻があまり麻痺しない。
何本薫いても、まだまだ美味しく感じる。
それでいて、白檀というかトラディショナル感がちゃんとあるので、くどくは感じない。
そして、これ以外感想が出てこないくらい、他に雑味もなく、無駄な複雑さもない。
想像以上に良い、かなりオススメ。
私が甘いもの好きなので、贔屓している感は否めないが、砂糖菓子と聞いて嫌でなければ、手に取って損はないだろう。