香彩堂のHANGA、金魚。
公式には、”涼しげに泳ぐ金魚をイメージした香り。抹茶、ローズ等を調合しました。”の説明区。
涼しげにとのことで、おそらく夏のお香なのだろうが、どんな香りなのだろうか。
また、同シリーズの雪も、緑茶とローズを配合していて内容が似ているので、どう違うかも気になる。
火を付けてみると漂う、苦味の少ない抹茶の香り。
落ち着いたお茶のお香だ。
モダンとまではいかないが古臭さがなく、でも日本的だ。
複雑さもなく、結構ナチュラル。
うん、日本人に馴染みある、良き香りだ。
深ぼってみよう。
抹茶の香りとのことだが、抹茶の苦味はあまり無く、抹茶にしてはスッキリ目のほうだ。
ローズの香りやその他の香りは、ほとんどわからない。
わからない程度に華やかさをプラスして、古臭くささをなくしているのかもしれない。
そして、前述の同シリーズの雪は、ジャスミンが配合されているので、ジャスミングリーンティー的なまとまり方をしていたのに対して、こちらは日本茶だ。
同じお茶系ということで、もちろん似ているのだが、ちゃんと違いを感じた。
夏以外でも薫けそうだし、少なくとも嫌われることはなさそうだ。
人やシーンを選ばない香りなので、お歳暮等で誰かにプレゼントしても、嫌がられはしないだろう。
スッキリ目のお茶の香りが好きな方に、オススメ。