エキゾチック

無印

無印 ウッディーアンバー のお香レビュー

無印のお香、ウッディーアンバー。公式には、"アンバーの香りを中心にブレンドしたスパイシーで複雑な香り" の説明区。しっかり複雑で、塩気や苦味を感じる落ち着いたアンバーの香り。アンバーというと、香水のラストノートに使われているイメージだ。香水のラストノートは総じて甘いので、アンバーは甘い香りだと認識している。実際、アンバーの香りはバニラの様な甘さがあると言われる。さて、香水ではなくお香のアンバーは、どんな香りなのだろうか。火を付けてみると、塩気の効いた複雑な香り。木のような、スパイスのような、甘みがあるようなないような… 複雑でオリエンタルな香りだ。香水のアンバーの香りとは結構違うのだが、それでも「あ!アンバーだ!」と素直に感じた。やはり香水とこちらのアンバーに、共通点のようなものがある。なるほど、これがアンバーなのか。甘味はあるが、思ったよりは甘くなく、複雑だ。これは、どうやって言葉に表そうか。まず、意外にも、そんなには甘くない。アンバーにはバニラの様な甘さがあるらしいが、バニラ香は、複雑な香りに隠れてほとんど意識できない。甘みはある、木の温かさもあるが、いずれにしろ香水のようなくどい...
薫玉堂

薫玉堂 横浜一八七二 のお香レビュー

お香の老舗、薫玉堂の、横浜一八七二。公式には、"異国情緒あふれる港町のノスタルジックで清々しい薫り。"の説明区。墨汁のような、レザーのような、動物のような… 独特な異国の香り。薫玉堂さんのお香は、オリジナリティのある花の香りか、地名と年代をイメージしたものか、どちらかが多い。花の香りは大体どれも好みで、フローラル系があまり得意ではなかった私が、買い集めようとしているくらい、良い香りだった。さて、知名の方はまだあまり手付かずの中、この横浜一八七二はどうだろうか。早速火を付けてみると…嗅いだことのない、独特の香りが漂った。ファーストインプレッションは「ジンギスカンだ!」。な、何だろう… この香りは…嗅いだことのない系統で、戸惑う。墨汁やレザーがいる気がするが、それよりも強く感じたのは、動物感。ラム肉だ、ジンギスカンの臭いだ。そんなわけあるか?と思い、もう一度試したが、私の鼻にはどうしてもジンギスカンに感じる。匂いの解釈は人それぞれだが、私にはそう感じた。"異国情緒溢れる" というのは、ジンギスカンなのか…?申し訳ないが、私にはダメな香りだった。そもそも私は、墨汁やレザーのフレグランスの良さ...
その他

HEM プレシャスチャンダン のお香レビュー

HEMのプレシャスチャンダン。世界一売れているお香メーカーの、スタンダード。日本のお香では味わえない、どこか清涼感のある異国の香りが、癖になる。